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携帯コミックサイトで配信中の「北斗の拳」(武論尊、原哲夫作)。カラー作品は、液晶上で鮮やかに再現される。バックライトで暗い場所でも見られるのも人気の秘密
 
 携帯電話で漫画を読む「コミックサイト」が人気を集めている。平均40円程度で雑誌連載の1話分が読める手軽さに加え、「店頭では少女漫画が買いにくい」という男性や、「好きな作品だけ読むなら雑誌より安上がり」という人たちの支持が広がり、新しいサイトの開設も相次ぐ。「ケータイでコミック」の人気は定着するのだろうか。【手塚さや香】
 あるコミックサイトを開くと、新着情報や作品の人気ランキングなどが並ぶ。月額315円で会員になり、83~88年に少年ジャンプで連載された「北斗の拳」(原作・武論尊、作画・原哲夫)をダウンロードしてみた。
 現在も人気の高い作品を、原さん監修でカラー加工した。05年8月から毎週5話ずつ更新中で、1話分の料金は60円。ボタンを使ってコマ送りし、横長のコマは自動的に左右へ動く。アクションの場面ではバイブレーターが作動し、「あたたたた--っ!!」のセリフと共に振動するのは携帯電話ならでは。画像は思ったより鮮明だ。
 パソコン関連の出版社、インプレスのインターネット生活研究所が発行する「電子書籍ビジネス報告書2005」によると、04年度の携帯電話向け電子書籍市場は12億円規模。これは漫画だけでなく小説なども含むが、05年度は漫画だけで同程度かそれ以上の可能性があるという。
 コミックサイトは03年11月に登場し、現在までに携帯3社で計約60サイトがオープンした。業界最大手のNTTソルマーレ(大阪市中央区)によると、開始した04年は利用者の80%が男性だったが、現在は男女半々。通退勤時の電車内での利用が多いと思いきや、ダウンロードは深夜に集中するという。同社のサイトに登録している男性会社員(29)は「バックライトのおかげで暗いところでも読める。だから、もっぱら毎晩寝る前に」と話す。
 同社はNTT西日本の子会社で、携帯の通話料収入が頭打ちの中、サービス拡大の一環として参入した。二つのサイトは、3月末でダウンロード数が1200万件を超え、会員は20万人近くに上る。大橋大樹常務は「これほどになるとは予想しなかった」と話す。
 当初、出版社側の関心は低かったが、テレビドラマ化もされた「サラリーマン金太郎」(作・本宮ひろ志)が携帯でもヒット。小学館などが提携に乗り出し、「東京ラブストーリー」(作・柴門ふみ)、「東京大学物語」(作・江川達也)など、漫画誌に連載された作品やベストセラーも読めるようになり、女性ユーザーの増加につながった。
 昨年末には出版社8社が「デジタル・コミック協議会」を設立。加工にかかる費用の負担軽減に取り組むなど、本腰を入れ始めた。小学館は自社サイトをスタートさせ、「ケロロ軍曹」(作・吉崎観音)など人気漫画の版権を持つ角川書店も近く本格的なサイトを開く。
 だが、漫画のデジタル化を進めている日本漫画学院の木村忠夫院長は「見開きページでのコマ割りや、吹き出しの位置も漫画の大切な要素。小さな液晶画面に不安を感じる作者も多い」と指摘。「携帯向けの表現を模索しないと、一時的なブームで終わる可能性がある」と見ている。
(2006.4.6/毎日新聞)

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