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百聞は一見にしかずというが、このたび、百万の画像を見るより1つのRSSフィードを見る方が勝るというサービスが誕生した。

 これがビジュアル検索エンジン「Pixsy」が事実上約束していることである。同検索エンジンは、最新画像に関する(RSS形式の)シンジケーションフィードを探し出し、その後これを検索可能にするものである。Pixsyは米国時間4月4日、入れ替わりの激しい多数のサムネール画像の貯蔵庫の検索エンジンのリニューアル版を公開した。このサムネール画像はThe New York TimesからYouTubeにいたる幅広いサイト上の写真や動画を取り込んでいる。

 「RSSフィードが存在すれば、何でも取り込み、画像を抽出し、それらを検索可能とする」と同社の創業者であるChase Norlin氏は述べている。

 無数のウェブサイトから関連ページを探し出すGoogleとは対照的に、Pixsyは発行人の最新の画像に焦点をあてていると、Norlin氏は言う。「したがって今度はウェブをビジュアルに探索することができるようになった」(Norlin氏)

 例えば、利用者がPixsyにアクセスし、そのウェブサイト上に掲載されているThe New York Timesのロゴをクリックすると、発行人の最新の写真のコレクションを見ることができる。写真はさらにThe New York Timesサイトのニュース記事にリンクしている。また検索ボックスに「George Clooney」と入力すれば、アカデミー賞授賞男優の写真を見ることができる。さらにこれらの写真はClooney氏に関する最新の話題にリンクしている。

 このサービスは、時宜を得たものだと言える。ウェブで情報を収集する人にとって、マルチメディアはますます重要な位置付けを占めるようになっている。画像の検索は2005年にGoogle、Yahoo、MSNといったサイト上で最も急速に成長を遂げた検索の形式であり、2005年2月から2006年2月までに91%の検索数増加がみられたと、調査会社Nielsen//NetRatingsが3日に発表した報告書は示している。

 従業員4人の株式非公開企業であるPixsyは、ウェブサイトを2005年7月に正式公開した。かつて同社は画像の集約で行き詰まったが、それは、技術が限られた数の提携業者によるXMLフィードに依存していたためであった(Norlin氏は同社サイトのトラフィックを開示していない)。同サービスでは今回、多数のRSSフィードから画像を取り込んでおり、その数も毎時間増加しているとNorton氏は言う。

 同サイトは、1つのRSSフィードから自動的にサムネール画像を収集し、画像の発行元に書かれたニュースや情報をもとにして、この画像を単語やメタデータとひも付ける。その後、Pixsyは、ひも付けられたデータを利用して、画像と検索語の関連付けを行っている。なお、サイトはAjax技術を使って構築されている。(2006.4.5/CNet)
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Googleは自社の機能をテレビやラジオ、ステレオなどにも広げようとしている。テレビに関しては、ビデオやゲームを提供するオンデマンドサービスを準備しているようだ。

 ネット検索企業Googleは、これまでになく本格的に家電向け機能を準備しているようだ。

 ここ数週間のうちに、Googleは自社のテレビ・ラジオ製品をテレビ、ステレオ、ラジオ、携帯電話に対応させるためのスタッフを探し始めた。

 テレビに関しては、同社はビデオやゲームを提供するオンデマンドサービスを準備しているようだ。同社は、インターネットベースのインタラクティブテレビ、パーソナルビデオレコーダー、ビデオオンデマンド、詳しくは不明だがCATV事業者が提供する機能についての経験を持つソフト技術者を募集している。

 Googleにはテレビ関連の求人が少なくとも3種ある。1つはプロダクトマネジャー、残る2つはテレビ技術エンジニア。勤務先は米カリフォルニア州マウンテンビューとワシントン州カークランドだ。

 Googleのラジオ関連のプロジェクトでは、少なくとももう2人スタッフを雇う予定だ。勤務地はカリフォルニア州ニューポートビーチ。職種の説明を読むと、Googleはネット検索・広告機能をdMarc Broadcastingのシステムにさらに本格的に組み込んでいるようだ。

 Googleは1月に、4500本を超えるラジオ放送(ラジオ局上位50局のうち40%を含む)に広告を配信するdMarcを買収した(1月18日の記事参照)。

 Googleのネット検索、メッセージング、地図検索は主にパーソナルコンピュータに限定されているため、このように機能を拡大すれば同社にとってメリットになる。

 今出回っているテレビ、ステレオ、携帯電話の数がパーソナルコンピュータを大きく上回っていることを考えると、ある意味では、Googleはまだ初歩の段階にいるにすぎない。

 テレビやラジオに機能を拡大すれば、Googleはより競争力の高い広告パッケージを企業に提供できるようになるだろう。それは同社が必要としているものだ。

 PC以外の分野に関しては、Googleは主なライバルのMicrosoft、Yahoo!、AOLに後れを取っている。

 またテレビやラジオへの進出は、投資家からのプレッシャーに応えての動きかもしれない。投資家らは、年間ネット広告収入がいずれ頭打ちになることは避けられず、Googleにはそうなった時への備えができていないのではないかと懸念している。

 「Googleが失敗する可能性は数百万通りもある」とJupiterResearchのアナリスト、バリー・パール氏は語る。「だが良い面を見ると、(Googleに)内在するポテンシャルとライバルを出し抜く可能性は莫大だ」

 Googleの広報担当者に本稿についてのコメントを求めたが、同社が進めている取り組みについてはほとんど明かさなかった。

 この担当者は電子メールに次のように記している。「Googleは常に、世界中の才能ある人材を求めている。残念ながら、現時点では職種説明欄に書かれている以上のことは話せない」
(2006.4.4/IT Media)
2月の総Web検索件数は前年から38%増えて53億件に。ブロードバンド普及やSNS人気で、特にイメージ検索が増加した。

 Googleは2006年2月に、Web検索市場で約半分のシェアを占めた。米調査会社Nielsen//NetRatingsが3月30日に発表した調査結果により明らかになった。

 この調査によると、Googleは前月に続いて1位を獲得、Webで行われた検索のうち48.5%を占めた。2位はシェア22.5%でYahoo!、3位はMSNは10.7%のシェアを獲得した。それにAOL(シェア6.6%)、My Way Search(同2.7%が続く)。これら上位5社のシェアは前月とほぼ同じ。

 2月の総Web検索件数は、前年同月の38億件から38%増えて53億件となった。特にイメージ検索とショッピング検索でユーザー1人当たりの検索件数が増えたという。2005年2月のユーザー当たり検索件数は33.2件だったが、2006年2月には43.1件に拡大した。ユニークユーザー数の増加率は6%にとどまった。

 分野別で見ると、検索件数が最も増えたのはイメージ検索で、前年同月から91%増えた。この分野ではGoogleが71.9%のシェアを占め、19.1%のYahoo!がそれに続いた。

 「ブロードバンドの普及拡大でユーザーが大容量の画像ファイルを簡単に、効率的にダウンロードできるようになったこと、ソーシャルネットワーキングサイトの人気が高まったことが、イメージ検索の増加に寄与した。今後はビデオ検索が増えるだろう」とNielsen//NetRatingsは述べている。
(2006.3.31/IT Media)


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