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楽天は、SNS「楽天広場リンクス」でユーザー同士のコミュニケーションを盛り上げ、同社の他サービスに誘導したり、「楽天市場」のアフィリエイトを通じた売り上げアップにつなげたい考えだ。

 楽天はこのほど、ブログサービス「楽天広場」のユーザー向けSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)「楽天広場リンクス」を始めた。SNSを通じてユーザーのコミュニケーションを盛り上げ、口コミを活性化させて「楽天市場」などグループの他サービスの売り上げ増につなげる狙いだ。

 将来は、楽天ユーザー向けの個人ポータルに育てたい考え。グループ企業へのシステム提供も進めていく(関連記事参照)。


 楽天広場リンクスは、ユーザーからの招待が必要なSNS。まず同社が、楽天広場の一部ユーザーを招待。その後はユーザー間の招待で広げていく。

 楽天広場のブログを転載できるほか、メッセージ送受信や友人リンク、アクセス履歴、「楽天広場フォト」と連携したフォトアルバム機能を装備。友人をグルーピングし、情報開示レベルをグループごとに選べる機能も備えた。

 今後は、オリジナルの日記を付ける機能やコミュニティ作成機能も搭載予定。他社ブログの更新情報を取り込む仕組みの導入も検討する。

SNS化で1人あたりのPV増を
 「ユーザー1人あたりのページビュー(PV)を増やしたい」――同社執行役員の和田圭氏は「mixi」を例に挙げて語る。mixiは、会員以外は利用できないこともあり、ユニークユーザー(UU)は大手ブログサービスよりも少ない。しかしPVははるかにしのぎ、広告媒体としての価値も上がっている。

 楽天広場のユーザー数は約55万人。昨年11月時点で、PVは国内ブログサービス中トップ、UU数は「livedoorブログ」に次いで2位というが、1UUあたりのPVはmixiに大きく水をあけられている。


 楽天広場をSNS化し、mixiのようにユーザー間に濃いコミュニケーションを生めば、口コミ情報の信頼性も高まり、ブログに貼り付けたアフィリエイトからの売り上げアップにつながる――同社はこんなシナリオを描く。

 広告媒体としての期待も高い。同じ趣味を持つユーザー同士のコミュニティに、趣味にマッチした広告を掲載し、広告効果を高める狙いだ。例えば、旅行好きのコミュニティに「楽天トラベル」の広告を掲載したり、デイトレーダーのコミュニティに「楽天証券」を紹介するなどが考えられる。

楽天IDを中心とした“個人ポータル”に
 楽天広場リンクスは、楽天グループが提供している情報を集約するユーザーポータルの役割も担う。Infoseekのお天気情報やニュースなど、同社グループの情報サービスをカスタマイズ・表示できる仕組みを今後、導入する予定だ。

 グループ他社へのシステム提供も行う。濃いユーザーコミュニティのあるサービスから順次SNS化を進め、ユーザーが好みに応じて所属するSNSを選べるようにする。

 まずは「みんなの就職活動日記」の一部をSNS化した。ゴルフ場予約サイト「GORA」や、楽天市場の出店者のファンコミュニティのSNS化も検討しているという。

 「mixiと同じことを今からやってもかなわない。グループ間連携など、楽天ならではの機能を強化していきたい」(2006.4.5/IT Media)
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