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 富士通はウェブ系の新しいシステム構築(SI)モデルとして、プログラムの自動生成と再利用が可能なセミオーダーメード(半注文)型の開発手法を実用化する。開発期間を半減する差別化技術として、5月末にSI子会社35社を含めグループ全社で採用、競争力を高める。7月には、アプリケーション・サービス・プロバイダー(ASP)方式で外販にも乗り出す。

 富士通が実用化するのは、「トップジャックス」の名称で約2年間にわたり検証してきた開発支援ツール。複雑化の一途をたどるオープンシステムの開発作業を簡素化する手法として国内外で普及させる。現在、日本、米国、英国、ドイツ、中国、韓国の6カ国で特許出願中。自社利用では年間数百件のプロジェクトへの適用を見込む。

 7月に計画しているASPサービスはユーザーやグループ外のSI、ソフト業者にも広く門戸を開く方針。設備利用などを含めた月額ライセンスで使い放題とし、サーバなどの設備を持たずに、効率よく開発できる環境を提供する。

 トップジャックスはユーザーが求める多様な要望を業務の基本となる「画面、帳票、伝票」の三つの考え方に落とし込み、”型決め“するのがポイント。

 確定した画面に拡張可能なマーク付き言語(XML)のタグを付けて、これに流し込めばプログラムの骨格となるjavaのソース(設計図)が自動生成できる。

 「開発期間は手組みのオーダーメードに比べて2分の1」(土河原信雄富士通SDAS―Topjax統括部長)と、大幅な期間短縮が可能になるとしている。

(2006.4.12/日刊工業新聞)
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