忍者ブログ
ITニュースの保管箱
[36] [35] [34] [33] [32] [31] [30] [29] [28] [27] [26]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Microsoftは米国時間4月3日、同社の仮想化ソフトウェア「Virtual Server 2005 R2」でLinuxを動かす顧客に技術サポートを提供すると発表した。

 さらに、同社はこれまで有料で提供していたVirtual Server 2005 R2を、無償でダウンロードできるようにした。Virtual Server 2005 R2の価格はこれまで4プロセッサ対応版が99ドル、プロセッサ数無制限のバージョンが199ドルとなっていた。同社は今週ボストンで開催される「LinuxWorld」カンファレンスにあわせてこの発表を行った。

 仮想化は企業各社からの注目が高まっている新しい技術で、1台のシステムで複数のOSを稼働できるようにするもの。これを使えば、多くのアプリケーションを1つのハードウェア上に簡単に集約できるようになるほか、一定の信頼性も確保できる。

 Microsoftは、Red HatおよびNovell SUSEの各Linuxディストリビューションのインストールを簡素化し、Windows上で動作するVirtual Server 2005 R2で動かせるようにするソフトウェアを開発したと語った。さらに同社は、WindowsとLinuxを併用する顧客に技術サポートを提供していくという。

 Microsoftは、Windows Vistaのサーバ版に仮想化技術を搭載するとしていた。具体的には、同社は「Viridian」(開発コード名)といういわゆるハイパーバイザーソフトを開発しており、これを使って1台のマシンで複数のOSをホストできるようにすると述べていた。

 Microsoftはこの分野でEMC子会社のVMwareと競争しており、またオープンソースのXenプロジェクトとの競争も激化している。Xenの製品はSUSE LINUX Enterprise ServerおよびRed Hat Enterprise Linuxの次期バージョンに搭載されることになっている。
(2006.4.3/CNet)
PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード


トラックバック
この記事にトラックバックする:


忍者ブログ [PR]
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
フリーエリア
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索