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 三菱化学メディアは8倍速書き込み対応の片面2層式DVDメディア「DVD―R for DL」を下旬から発売する。従来の4倍速書き込み対応に比べて2倍の書き込みスピードで、片面2層DVD―Rによる8倍速書き込み対応は世界で初めて。容量は8・5ギガバイト。価格はオープン。実勢価格は1枚1500円程度となる見通し。(2006.4.9/日刊工業新聞)

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 東京や大阪の家電量販店でパソコンの値下げが加速してきた。ターミナル駅への大型店進出などを背景に店舗間競争が激化しているためだ。本体値引きに加え特典の割引率も拡大している。売れ筋機種の店頭価格は昨年末の発売時から2万―3万円下落。インターネットのプロバイダー加入による特典値引きを含めると4万―5万円安く買える商品もある。

 値下がりが目立つのは昨年末発売の「春モデル」。東京・秋葉原の量販店では売れ筋のNECのノート型パソコン「LaVie L LL750/ED」が15万9800円と発売当初より3万円安い。プロバイダー加入値引きも2万円と昨年末より1万円拡大し、合計で13万9800円で買える。昨年同期の売れ筋機種に比べても全体の値引き幅は約1割強拡大した(2006.4.9/日本経済新聞)

ヘルプデスク用リモートコントロールソフト新版「pcAnywhere 12.0」ではCrossPlatformコンポーネントが導入され、Mac OS Xに対応した。

 米Symantecは企業のヘルプデスク用リモートコントロールソフト新版「pcAnywhere 12.0」を4月10日の週に出荷開始する。クロスプラットフォームをサポートし、新たにMac OS Xに対応したのが特徴。

 pcAnywhere 12.0で導入されたCrossPlatformコンポーネントでは、WindowsとLinux、Mac OS Xをサポートする。このほかヘルプデスクとエンドユーザーの間を結ぶゲートウェイ機能が新たに加わり、使い勝手の向上が図られた。価格はシングルユーザー版が199.95ドルで、現行ユーザーおよび一部競合製品のユーザーは100ドルのキャッシュバックが受けられる。

 pcAnywhereのアクセス強化のためのアドオン「pcAnywhere Access Server」も4~6月期中にリリース予定。価格は端末25台までをサポートしたスモールビジネスパックが399.95ドル。(2006.4.8/IT Media)
Cingular Wirelessの新サービスMobile Music Studioでは、アマチュアアーティストがSNSのMySpaceで自分たちの楽曲を着信音にして提供できる。

 米携帯キャリアのCingular Wirelessは4月6日、ソーシャルネットワーキングサービスのMySpaceを利用するアマチュアアーティストが自分たちの楽曲を着信音にして提供できる新サービス「Cingular Mobile Music Studio」を発表した。

 同サービスはCingularがモバイルコンテンツ配信企業のInfoSpaceと協力して提供。現在、MySpaceで約75のバンドやアーティストが試験利用している。

 アーティストによる利用は無料で、ライセンス契約を済ませた後、自分の音楽をオーディオファイルにしてアップロードする。このコンテンツが本当にオリジナルのものであり、適切かどうかの審査を経たうえで、InfoSpaceが30秒の着信音に変換する。アーティストはMySpaceの自分のページでこれにリンクを張って販売することが可能。

 CingularではアーティストがMySpaceでこの着信音を宣伝する機会も提供する。着信音をダウンロードして利用できるのはCingularユーザーのみ。
(2006.4.8/IT Media)

松下とスクエニは、異なるデジタル家電間でコンテンツをシームレスに活用するための統合プラットフォームを共同で構築する。デジタルテレビを中心とした家電向けコンテンツの充実につなげる。

 松下電器産業とスクウェア・エニックスは4月7日、異なるデジタル家電間でコンテンツをシームレスに活用するための統合プラットフォームを共同で構築すると発表した。松下のシステムLSIプラットフォームにスクエニの組み込みソフトウェア技術を提供。メーカーやコンテンツプロバイダーに提案し、デジタルテレビを中心とした家電向けコンテンツの充実につなげる。


 UniPhierは、デジタル家電や携帯電話、カーAV製品などに対応する統合プラットフォーム。システムLSIと、共通のソフトウェアプラットフォームで構成されている。

 デジタル化で家電の製品サイクルは短縮が進む一方、製品の優劣のカギを握るシステムLSIとソフトウェアの開発に多大な手間とコストがかかり、家電各社の悩みの種になっている。Uniphierは土台部分を共通化することでソフトウェア資産の流用などを可能にし、開発期間とコストを削減するのがねらい。既に「VIERA」の一部機種や、「FOMA P901iTV」で採用した(関連記事参照)。

 スクエニはUniPhierに、グラフィックスやサウンド、非同期通信機能などを統合したミドルウェア「SEAD Engine」を組み込み、開発環境も提供する。対応コンテンツを一度開発すれば、デジタルテレビやPC、携帯電話などさまざまな機器で使い回せるため、移植コストを大幅に削減できるとしている。

 同社はこれまで、ゲーム専用機に加え、PCや携帯電話向けにもゲームを開発してきた「組み込みソフト企業」でもある。和田洋一社長は「最後の巨大なマーケットがデジタル家電」とし、統合プラットフォームで移植コストを下げ、テレビ向けコンテンツ市場を活性化したいと語る。

 松下の古池進副社長によると、新プラットフォームは、米Intelの「Viiv」のデジタル家電版といった位置づけ。「ViivはPCからのアプローチだが、デジタル家電側からも可能性を示していきたい」(古池副社長)

 2006年上半期にプロトタイプを完成させ、2007年度下期にもソリューションとして提供を始める予定。両社以外のコンテンツプロバイダーやデジタル家電メーカーにも売り込み、デジタル家電向けコンテンツ市場の拡大につなげる。
(2006.4.8/IT Media)


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